「みどり北九州」のこれまでを語る
 北九州緑化協会広報誌「みどり北九州」は、平成7年第8号再発刊以来行政と 業界の幅広い技術交流を計り業界のレベルアップ、技術力の向上発展のための 情報誌としてスタート致しました。
当初紙面は、2色刷2年後平成9年11号紙より全面カラー刷 12号紙からは、「創造と 調和」「環境、共生」をキーワードにシンボルマークを設定しイメージアップで一面 を飾る様に成りました
 各委員会の活動状況、各支部の活動状況、現場代理人の工事体験談、「先達に 学ぶ」「イベント情報」「会社訪問」等に加え8号紙より掲載を続けている緑地が完成 した施設を紹介する「緑のネットワーク」 造園の仕事に携わる女性にスポットを当て た「私の職場」更に市内の公園を紹介する「こちら公園緑地部」「この人にZOOM IN 」などを加えて「樹木医からひとこと」「次世代を担うジュニア達」などの魅力あるシリ ーズも始まりました
15号紙より始めた「緑の提言」は、21号紙より「環境と技術」に進展し更に29号紙 より「環境と緑」として地域に密着した記事に成りました。白野江植物公園や北九州 高校の「魚部」など自然環境を守る活動を紹介しています。
 業界の使命として毎号の特集は、地球環境問題に視点を定めた記事に取り組み 最近は、世界一の照葉樹林と言われる宮崎県「綾の照葉樹林」や「板櫃川水辺の 楽校プロジェクト」などを取り上げ、その他記憶に残る記事としては国際交流の一端 を担った姉妹都市、米国ワシントン州タコマ市のタコマコミュニティカレッジの日本 庭園設計の贈呈・完成に至る迄の監理、日本庭園完成式典の記事が特に思い出さ れ、発行を重ねる事にますます紙面が充実した広報誌「みどり北九州」のこれからも 多いに期待をしてやみません。

若松 通
 <株式会社 環境造園 代表取締役>
 (「みどり北九州」平成7年第8号〜平成15年7月発行第24号 編集長)
(08/09/01掲載)
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